MEOの検索ボリュームとは?調べ方とキーワード選定への使い方

MEOの検索ボリュームの意味、Google 広告での調べ方、Googleマップ順位や来店数との違い、店舗でのキーワード選定への使い方を解説します。

店舗オーナーが地域の検索語と検索需要の目安を見比べているイラスト

MEOのキーワードを選ぶとき、「月に何回検索されるか」は気になる数字です。ただし、検索ボリュームをGoogleマップ内の検索回数や来店見込み人数として読むと、キーワードの優先順位を誤ります。この記事では、数値の意味、調べ方、店舗での使い方を分けて説明します。

MEOの検索ボリュームとは

検索ボリュームは、指定したキーワードが一定期間に検索された回数の目安です。よく使われる「月間検索ボリューム」は、Google 広告のキーワード プランナーでは、指定期間・地域・検索ネットワークにおけるキーワードと類似パターンの月平均検索回数として説明されています。

店舗のMEOで「渋谷 カフェ」のような語を比較する際には役立ちますが、次の数字とは別です。

指標何を表すか分からないこと
月間検索ボリューム指定条件における検索需要の目安Googleマップ内だけの検索回数、自店舗の表示回数
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス自店舗のプロフィールが検索などで見られた実績や、利用者の行動地域全体でその語が何回検索されたか
Googleマップの掲載順位特定の検索語・地点などの条件における自店舗の位置検索回数や来店人数

検索ボリュームが大きくても、その語で自店舗が見られたとは限りません。反対に、数値が小さい語でも、来店に直結するサービス名や地域名なら重要な場合があります。

検索ボリュームの調べ方

Google 広告のキーワード プランナーで候補を比べる

Google 広告のキーワード プランナーで、調べたい語句、対象地域、期間を設定し、月間平均検索ボリュームを確認します。地域や期間が違う数字を並べると比較しにくいため、候補語は同じ条件で見てください。数値は類似した表記をまとめる場合があり、語句ごとの厳密な実測値とは限りません。

自店舗で使われた検索語を確認する

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、プロフィールの表示や電話、ウェブサイトへのアクセスなどを確認できます。検索語のデータが表示される場合は、お客様が実際に使った言葉を候補に加えます。ただし、これは自店舗に関する実績であり、市場全体の検索ボリュームではありません。

ツールで語句を登録する前に確かめる

atlio MEOでは、キーワードの追加画面で「検索数を調べる」を使い、月間検索数の目安と関連する言い方を確認できます。数値はDataForSEOのGoogle Ads Search Volumeデータに基づき、取得対象地域は日本全国です。店舗の地域は「渋谷 カフェ」のように語句へ含めて比較します。Googleマップ内だけの検索回数ではありません。 データがない場合は「0回」と決めつけず、候補から外す前に自店舗との適合や実際の問い合わせ内容も確認してください。

数字をどう使ってキーワードを選ぶか

検索数の多い順に登録するのではなく、次の順に絞ります。

  1. 提供しているサービスか。 実際に扱っていないメニューや条件は候補から外します。
  2. 来店できる地域か。 店舗の商圏とずれる広すぎる地域名より、近隣の駅名・地名も比較します。
  3. 来店前の意図があるか。 「業種+地域」に加え、予約や利用条件に関係する言葉を見ます。
  4. 需要の目安を比べる。 上の条件を満たす候補同士で検索ボリュームを比べます。数値が出ない語も即座に捨てません。
  5. 登録後に実績を見直す。 同じ条件で順位の推移を確認し、プロフィールからの電話・経路検索・予約などの変化と合わせて判断します。

例えば、最寄り駅の近くにある美容室で、縮毛矯正を提供している場合の判断例です。これは架空の店舗とキーワードであり、検索数の実測例ではありません。

候補の語句先に確かめること判断例
東京 美容室対象地域が広すぎないか検索数が多くても、商圏外の人が含まれやすいため優先度を下げる
最寄り駅名+美容室近隣から来店しやすいか主力サービスと一致するなら、検索数が小さくても計測候補にする
最寄り駅名+縮毛矯正実際に提供し、案内できる施術か条件が合えば計測し、予約へのつながりも確認する

検索ボリュームだけで優劣を決めず、商圏・サービス・来店意図を合わせて比べるのがポイントです。

検索ボリュームを読むときの注意点

  • Googleマップの検索回数そのものではない。 Google Adsに基づく推定的な指標と、マップ上の順位計測は別のデータです。
  • 「データなし」は「検索0回」とは限らない。 検索が少ない語や提供元が数値を返さない語があります。
  • 季節や地域で変わる。 同じ語でも、時期や対象地域が異なれば比較条件が変わります。
  • 検索数は成果を保証しない。 上位に表示されても、写真、口コミ、営業時間、価格、予約のしやすさなどが来店判断に影響します。

この区別を保てば、検索ボリュームは「どの語を先に観察するか」を決める材料になります。atlio MEOのキーワード・順位機能では、登録前に検索数の目安を確認し、登録後はGoogleマップ順位の推移を追えます。計測する語を決めたら、プロフィールの反応や実際の予約・来店と一緒に振り返ってください。

よくある質問

MEOの検索ボリュームは、Googleマップ内の検索回数ですか

いいえ。この記事で扱う月間検索ボリュームは、Google 広告の検索データに基づく需要の目安です。Googleマップ内だけで何回検索されたかを示す数字ではありません。

検索ボリュームが表示されないキーワードは登録しない方がよいですか

数値がないだけで検索が0回とは判断できません。店舗が提供するサービスや商圏と合い、実際の問い合わせにも使われる語なら、計測候補に残して順位やプロフィールの反応を確認してください。

検索ボリュームが多いキーワードを選べば集客できますか

検索数だけでは決まりません。来店できる地域の人が探す語か、店舗のサービスと一致するかを先に確認します。登録後も順位だけでなく、電話・経路検索・予約などの変化を合わせて見ます。

atlio MEOの検索数に店舗周辺の検索回数は含まれますか

表示する月間検索数の取得対象地域は日本全国です。店舗周辺だけの検索回数としては読めません。地域ごとの候補を比べるときは、地名や駅名を含めた語句を同じ条件で確認してください。

参考資料

この記事について

執筆
atlio MEO 編集部

Googleビジネスプロフィール運用支援ツール「atlio MEO」の編集部です。店舗運営の現場で実際に使われている運用手順をもとに、MEOの基礎から日々の運用までを解説しています。

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